西ノ島町

 

西ノ島町の不適切な公金管理に関する調査結果報告について

 

 先に元職員の詐欺事件の公判において、本町の預け金等の不適切な公金管理について指摘を受けたことから、令和5年3月2日より調査を進めてまいりました。
 その結果を取りまとめましたので別添のとおり公表いたします。

 元職員の詐欺事件の公判において本町の不適切な公金管理について指摘されたことを受けて、令和5年3月2日から実施した調査結果を公表します。
 不適切な会計処理の総額は、およそ6,300万円と3月に公表した数値より増加する結果となりました。
 増加の要因は、二つあり、調査担当者の認識に誤りがあったこと、請求明細の点検作業を通じて判明したものが相当数あったことによるものです。

 また、元職員の不正支出については、3月時点で、事業者から提供された資料により、元職員による不正支出額は、起訴された金額より実際には多いと見込んでおりました。
当時は公判中であったことから調査報告とは切り離しましたが、判決が出ましたので、改めて被害額を1,174万円と算出し、起訴された173万円を除く、およそ1,000万円について、弁護士を通じて弁済を求めています。その結果が出るまでには今後数か月を要するものと見込んでいるところです。なお、刑事事件となった173万円については既に弁済を受けました。

 今回の調査結果につきましては、6月11日に住民説明会を開催いたしました。説明会には23名の方に参加いただき、調査結果をご報告しました。不適切な会計処理に事業者を利用していたのではないか、納品や請求を複数人でチェックする体制が取られていなかったことは職務怠慢ではないか、事業者との関係も含めて再発防止策など対応をしっかりと行って欲しいといった意見が寄せられました。

 追加調査により総額は膨らむこととなりましたが、一連の調査で本町の預け金や差し替え処理といった不適切な会計処理の実態が判明しました。
 こうした事態に至った一番の要因は、職員の公金に対する認識に誤りがあったことによるものであります。今後は、二度とこうした事態を起こさないよう、再発防止策について着実に取り組んでまいりたいと考えております。
 職員一人ひとりが初心に立ち返り、公務員としての自覚と責任を持ち、意識改革を行うとともに、公金の執行に対する意識を再認識させるべくコンプライアンスの徹底を図るとともに、必要な事務の見直しを進めてまいります。

 今回取りまとめました不適切な会計処理のうち、国や県の補助金の返還を伴うものについては、関係機関との協議を進め、補助金等の返還に向けた手続きを誠実に進めて参ります。

 終わりになりましたが、本事案に関して住民の皆様をはじめ関係各位にご迷惑とご心配をおかけしましたことに対し、深くお詫び申し上げます。

 

 【資料】調査結果報告について